本文へスキップ

乾燥肌の悲劇

乾燥肌の悲劇

乾燥肌の悲劇

初めて自分が乾燥肌だと知らされたのはまだ10代の後半。今から20年以上も前の話です。エステサロンのキャッチセールスに捕まった時でした。

その場で断れなかった私はまんまとサロンまで連れて行かれ、お顔のケアを受けることになります。サロン自体はたぶんちゃんとしたところで、ぼったくられることもなく、無理な契約を結ぶこともなく帰って来られたのですが、その担当の人に「今は大丈夫だけど、その肌は30過ぎたらカサカサだよ」と言われたのです。

当時ニキビにも悩んでいた私は自分はオイリー肌だと思っていたので、乾燥肌だなんて、サロンのセールストークだ、ぐらいに考えていたのですが、実はその人は正しかったのです。20代になり、化粧もするようになり、乾燥は進んでいたのかもしれません。

ある日オフィスで仕事をしていると、そっと上司が近づいて来て「食べかすが付いてるよ」と言い残して去って行きました。慌てて洗面所に駆け込むと口の横辺りが粉を吹いているのです。それは食べカスではなく、乾燥した肌とファンデーションが食べかすのようボロボロになって口の周りにへばり付いているのです。ショックでした。

そこから乾燥肌対策の試行錯誤が始まります。そしてたどり着いたのが、洗顔の時に洗顔フォームを使用しないことです。化粧もするし、汚れはきちんと落としたいので、一日洗顔フォームを使用しないわけにはいかないのですが、朝の洗顔を水だけに換えてみました。

洗顔フォームを使用することで流されていた貴重な油分が肌に残るようになったんだと思います。すると、乾燥が改善されたのです。お金もかからず、なんて簡単な解決方法でしょう。

それでも、年を重ねるごとに乾燥は進んで行き、主婦になった今、朝の洗顔を工夫しただけでは補えないものがあります。特に冬にファンデーションは全く肌に馴染みません。

強くこするとぽろぽろ垢の様になってこぼれ落ちます。顔中食べかすだらけです。お金も時間もかけられない、そして大雑把な自分の性格に今、鏡の前で途方にくれる日々ですが、何が自分に正解なのか再び試行錯誤中です。

外出先で粉浮きしている女性の方を見かける度に、あれはやだな、と横目で見る日々です。寒いと暖房を使うので、乾燥した肌がかゆくなってくるほどです。今は朝の洗顔、オールインワンタイプの基礎化粧品を使用しています。

いっそ安価な体用の乳液の方がいいのかとも思いますが、よくわかりません。このまま解決策が見つからなければ、いっそ、すっぴんでいた方が見た目も肌にもいいのかもしれません。